ラインナップを大幅に一新し、昨年リリースした久々の新作『Lethal Ninjaction』が、ごくごく狭い界隈で驚きと賛否両論を巻き起こしたスウェーデンのニンジャメタルバンド、NINJA MAGIC。彼らが、さる5月18日に本国スウェーデンのウメオ(Umeå)で久々にライヴを行った。単独ライヴではなく、「Ume-Metal Open Air 2013」という、8バンドが参加した野外メタル・フェスへの出演である。NINJA MAGICは、なんとトリを務め、たっぷり1時間プレイ(ちなみに1バンド目は、NINJA MAGICメンバーのワサビ・サンダーボーンことリカード・オークヴィスト氏もメンバーとして名を連ねるメロディック・デスメタル・バンド Meadows End)。デスメタル系中心の出演バンドの中では、彼らのニンジャ・アトモスフィアをもってしても流石に浮くのではないかと不安に思ったものの、フタを開けてみればどうやら客入りも上々のようで、無事終了したようだ。ここ5~6年ほど演らなかった曲も演奏し、パフォーマンスにはニンジャウェポンのチェーンソーも持ち出したとか。後ほどライヴ動画をいくつかアップロードしていくとのことで、大いに期待したいところである(今のところ「Mega Power Overlord」をプレイした映像が上がっている。客席じゃなくてステージ上でビデオを回したのは今回が初めてではないだろうか)。今に限ったことではないが、ニンジャというよりはテロリスト集団にしか見えない彼らの出で立ちが何ともいえない。
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