2018年2月28日水曜日
『ROCKET KNIGHT ADVENTURES【Soundtrack LP】』(1993/2018)
https://www.shiptoshoremedia.com/store/albums/rocket-knight-adventures
「ロケットナイトアドベンチャーズ」は、1993年にメガドライブ用アクションアドベンチャーゲームとしてコナミからリリースされた作品。素晴らしいBGMをもったタイトルでありながら、これまで一度もサントラ音源化などはされてきませんでした。しかし、今年に入ってアメリカのサウンドトラック専門の再発レーベル「Ship to Shore」がサウンドトラックLPをリリース。ソフト発売からじつに25年目にして本邦初の音源化をやってくれました。もちろん、コナミデジタルエンタテインメントの公式ライセンス商品です。まことにグッジョブというほかありません。Ship to Shoreはこれまでに「MOTHER 2」のサントラや、タイトーのサウンドチームZUNTATAのコンピレーション盤『Arcade Classics』(Volume 1 & 2)、コナミものでは「The Adventures of Bayou Billy(マッド・シティ)」「ラグランジュポイント」「スナッチャー」「悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん」のサントラも公式ライセンスのもとにLP化しております。ほかには、メトロイドヴァニア系アクションアドベンチャーゲーム「Axiom Verge」や、ジョージ・A・ロメロ「マーティン/呪われた吸血少年」のサントラLPなどもラインナップされています。
「Ship To Shoreからレトロゲームのサントラレコードが続々登場!」
(HMV Online)
ゲームスタッフロールでクレジットされている本作のコンポーザーは大内正徳氏、畑亜貴さん、安達昌宣氏、小林ひろし氏、山根ミチルさんの5名。厳密に誰がどの楽曲を担当したのかまではわかりませんが、それにしても改めて錚々たるメンツです。「悪魔城ドラキュラ」シリーズの看板コンポーザーであった山根さんは現在フリーで国内外のタイトルに楽曲を提供され、「魂斗羅スピリッツ」や「魍魎戦記MADARA2」なども手がけられた安達氏はラブデリックを経て、現在はバンプールに所属。大内氏は近年、さんみゅ~ や 私立恵比寿中学などの楽曲を手がける作詞家・作編曲家に、畑さんはアニソンの作詞家として押しも押されぬ存在となり、小林氏は「小林でび」として映画監督や俳優として、それぞれご活躍中です。
ハードこそ異なりますが、ジャズ、ロック、ポップ、テクノが景気よくミックスされたサウンドの多彩さと骨太さ、そして楽曲の雰囲気という点で、ティム&ジェフのフォリン兄弟がサウンドを手がけたスーパーファミコン用ソフト「PLOK!」とかなり相通ずるものがあると思います。何の因果か、両作品とも1993年に発表されているというのがまた面白いところ。また、Ship to Shore商品ページのキャプションに「that sound as if they were pulled directly from a classic Yellow Magic Orchestra album.」とあるのは、6面BGMがYMOの「Technopolis」のちょっとしたオマージュとなっていることを踏まえてのものです。海外での人気も高い一曲。
ちなみに、メガドライブ海外移植版「ゼロウイング」に登場したヘンな英語と海外圏でしてインターネットミーム化した「All your base are belong to us」をネタにした音MADを制作したアメリカのテクノユニット The Laziest Men on Marsが、2000年前半ごろに「Happy Softcore (Bleeding Ears Mix)」のタイトルで6面BGMのリミックスをネット上に発表していたこともあります。メガドライブつながりでのチョイスともいえますね。
ロケットナイトアドベンチャーズには続編タイトルとして「スパークスター」(1994)がメガドライブとスーパーファミコンで出ていたのですが、こちらのサウンドもまた骨太の素晴らしい仕上がりであります。メガドライブ版は山根ミチルさんと山岡晃氏、スーパーファミコン版は山岡晃氏、上原和彦氏、碇子正広氏、松平美奈子さん、山根ミチルさんという、こちらも錚々たる顔ぶれ。山岡氏が活動初期に参加されたタイトルのひとつであるという点でも興味深いです。
【メガドライブ版】
【SFC版】
2018年2月23日金曜日
Cody Carpenter『Cody Carpenter's Interdependence』(2018)
父 ジョン・カーペンターの音楽的な右腕としてアルバムの作曲やレコーディング、ツアーなどに参加するかたわら、プログレッシヴ・ロック・ユニット「Ludrium」でも活動を続けているコーディ・カーペンター。2012年発表の1stアルバム『Zeal』を皮切りに、2ndアルバム『Pleasure of a False Past』(2015)、3rdアルバム『Unity』(2016)、4thアルバム『Through Sentinent Eyes』(2016) でプログレ、フュージョン、ゲームミュージックの要素を併せ持った良質なインストゥルメンタルを次々と生み出し、昨年頭にコーディ・カーペンター名義で発表した5thアルバム『Alternate Universe』では初のヴォーカルアルバムに挑戦するなど、コンスタントにクリエイティヴィティを発揮するとともに、着々と次のステップへと歩を進めていました。また、オムニバスホラーシリーズ〈マスターズ・オブ・ホラー〉の第一期作品としてジョンが手がけた「世界の終り/Cigarette Burns」(2005)のコーディ作曲スコアや、SUPER R-TYPEの3面BGM「We Wet You」(海外版では「As Wet as a Fish」)のピアノアレンジ&演奏の公開。イギリスのチップチューンユニット Electric Cafe(マーク・デイ)とのコラボレーションや、イタリアのエレクトロユニット CONFRONTATIONALのアルバム『The Burning Down』へのゲスト参加。ここ数年間にsoundcloudなどに単発的にアップしていた楽曲をまとめたEP『Infiltrate the Mothership』のリリースなどもトピックとしてありました。
Blue Canoe (2018-01-26)
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https://www.bluecanoerecords.com/codycarpentersinterdependence.html
ジョン・カーペンターのセルフカヴァーアルバム『Anthology: Movie Themes 1974-1998』のレコ発を兼ねた14公演の北米ツアー(2017年10月29日~11月19日)への参加を挟んでリリースされた通算6thアルバムとなる『Cody Carpenter's Interdependence』は、ミキシングとマスタリングをジョンのツアーバンドの一員でもあるジョン・スパイカーが担当。リズム隊には、YELLOWJACKETS、JING CHIなどの活動や、トミー・ボーリン、アラン・ホールズワースなどとの共演で知られるベーシストのジミー・ハスリップ。TENACIOUS Dのサポートメンバーであり、エイミー・マンやジェイソン・ムラーズなど数多くのレコーディングに参加しているスコット・セィーバー(彼もまたジョンのツアーメンバーであります)を迎え、オーストリア/イタリア系のシュレッドギタリスト P・J・ディアトリがギターソロで客演し、さらにスペシャルゲストとしてヴァージル・ドナティが参加しています。PLANET XやRING OF FIRE、2010年のマイク・ポートノイの脱退に伴うDREAM THEATERのドラマーオーディションの参加者の一人であり、近年は渡辺香津美とジェフ・バーリンとのトリオなどでその腕を振るう、言わずと知れたスーパードラマーであるヴァージルの参加は本作の大きなトピックでありましょう。音楽的にも、これまでのソロアルバムで着々と積み重ねてきたプログレ、フュージョン、ゲームミュージックのクロスオーヴァーの集大成と言える内容になっています。
冒頭を飾る「Jinrai Fuuretsu(迅雷風烈)」は、生バンドスタイルを知らしめるに格好のタイトなプログレッシヴ・フュージョン・チューン。「Face The Future」「Overlooking The Divide」では80年代のプログレやゲームミュージックの憧憬と親和性の高さを再提示し、メロディアスなシンセウェイヴ「The Divide」、ポップなフュージョン「Heart of Slag」「Thinking Of What Might Be」を経て、今から5年ほど前に書かれた「The Procession」は、全パートをコーディが演奏。レコーディングはAMBROSIAのバーレイ・ドラモンドのスタジオで行ったとのこと。ポップ・プログレ「Premonition」「Her Precious Youth」、シンセサイザーによるサウンドスケイプ的な小品「A Simple Sustenance」を挟み、ラストはヴァージルの圧巻のドラミングと、ディアトリのギターソロがここぞと炸裂する「Nebulous Is The Power」でアルバムは幕を閉じます。「相互依存」のタイトルを冠した本作は、コーディとレコーディングスタッフ陣との良好なケミストリーを示しているだけでなく、LudriumとCody Carpenterの二つの名義での活動の関係をも示す一枚であるともいえます。インタビューによると、今後はLudrium名義ではヴォーカルプロジェクトを、Cody Carpenter名義ではインストプロジェクトをそれぞれ行っていくだろうとのこと。コーディの「新章」は、今ここに開幕しました。
「Interview - Cody Carpenter」
(from Dreadcentral|2018.02.02)
「Interview - Cody Carpenter」
(from Cryptic Rock|2018.01.24)
▼Ludrium『Zeal』(2012)
▼Ludrium『Pleasure of a False Past』(2015)
▼Ludrium『Unity』(2016)
▼Ludrium『Through Sentinent Eyes』(2016)
▼Cody Carpenter『Alternate Universe』(2017)
▼John Carpenter『Lost Themes』(2015)
▼John Carpenter『Lost Themes II』(2016)
https://www.facebook.com/ludrium
https://soundcloud.com/john-cody-carpenter
https://www.youtube.com/channel/UC2hboJKaYwHLZQWWCyI9zOg
https://twitter.com/Ludrium
2018年2月18日日曜日
DEZOLVE『PORTRAY』(2018)
近年の日本のテクニカル・フュージョン・バンドだと、元カシオペアの熊谷徳明氏と元T-SQUAREの須藤満氏を中心とする“ハイパーテクニカルコミックフュージョンサービス団体”こと「TRIX」や、熱帯JAZZ楽団など数々のバンドで活動する平川象士氏、MONACA楽曲の常連ギタリストである後藤貴徳氏、Lowland Jazzなどの小林修己氏による「Gravitational Force Field」。藤岡幹大氏、BOH氏、前田遊野氏といったBABYMETALのバックバンドの元/現プレイヤーからなる「仮BAND」などがありますが、さらにぐっと若いメンバーが気を吐くバンドというと、間違いなくこの「DEZOLVE(ディゾルヴ)」になるでしょう。ジャズ、フュージョンのみならず、ロック、ポップス、ゲームミュージックやアニメでのレコーディング/セッション経験にも富んだ平均年齢23歳のバンドです。
ベガ・ミュージックエンタテインメント株式会社 (2016-02-09)
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ベガ・ミュージックエンタテインメント (2017-02-25)
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山本真央樹氏(drums)、友田ジュン氏(keyboard)、小栢伸五氏(bass)といった、バークリー音楽大学やメーザーハウスで学んだプレイヤーによって2014年に結成されたディゾルヴは、ベガ・ミュージック・エンタテインメントから2016年に『DEZOLVE』でアルバムデビュー。洗練のなかにもチップチューンを織り込むなどの遊び心も感じさせるセンス、真央樹氏の父であるBOWWOWの山本恭司氏、有形ランペイジやTRIX(2017年に正式加入)の佐々木秀尚氏、平木LAGGY宏隆氏、北川翔也氏、加部輝氏、林洋輔氏といったゲスト陣のサポートも光る内容でした。その後、最年少メンバー(1996年生まれ)の北川翔也氏がバンドのギタリストに正式加入し、現在のラインナップが完成。四人のメンバーがそれぞれ2~3曲ずつ持ち寄った2ndアルバム『SPHERE』を2017年にリリース。ほぼ同時期に北川氏は1stアルバム『The New Day』もリリースし、ソロギタリストとしてもデビューを果たしております。
キングレコード (2018-02-07)
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そして今年、キングレコードから3rdアルバムとなる『PORTRAY』で、バンドは満を持してメジャーデビューを果たしました。バンドが一体となってキメにキメまくった展開が心地よい「Disasters」(小栢作編曲)と「Endless Colors」(北川作編曲)をそれぞれアルバムのオープニングとエンディングに据え、箏奏者の馬場千年[馬場千井寿]さんをフィーチャーして和のイメージでグイグイと広げゆく「Ancient Capital」(山本作編曲)や、さながら爽やかな海風を運ぶかのようなギターのドライヴ感に富んだ「Shaping the Future」「Chronostasis」(山本作編曲)。アダルト・コンテンポラリーなムードと瀟洒なグルーヴで軽快に躍る「Jamin' and Crammin'」(北川作編曲)、「Insomnia」(山本作編曲)。アコースティック・ピアノとクライン・ベースがまろやかな情感で魅せる「Autumn Island」(小栢作編曲)。アコースティック・ギターとシンセのメロディがリードする「Egoist」(友田作曲/友田&山本&北川編曲)。パット・メセニー・グループへの深い敬愛と、胸に迫る牧歌的郷愁を感じさせる「After the Rainy Season」(小栢作曲/小栢&山本&友田編曲)。北川氏のコンテンポラリージャズのエッセンスが堪能できる「November Snow」の、全11曲。ジャパニーズ・フュージョンの様式美を叩き込みつつ、各メンバーの音楽的素養とフレッシュなイメージで彩っていく持ち味はそのままに、アルバムジャケットにも表れているように、絵画的なイメージを喚起させる楽曲が増えた印象があります。前々作から前作に至るまでに格段の成長と洗練を遂げた彼らですが、メジャー感を得たことでまた一段とギアを上げたことが如実にうかがえる内容になっており、目下急成長中のノリにのったバンドのエネルギーに非常に頼もしさを感じさせます。3月にはレコ発ツアーを控えており、脂ののったパフォーマンスが期待できること間違いなしでありましょう。
https://www.dezolve.net/
https://www.youtube.com/channel/UCxEMu-7-iya7mu-iP-Il0lQ
【関連】
NEO RESISTANCE QUARTETTO『NEO』(2016)
山本真央樹氏参加。
2018年2月12日月曜日
Music Works of Garoad ―「VA-11 HALL-A」のコンポーザー、Garoad氏について
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http://publishing.playism.jp/va11halla#
「梅本竜に大谷幸、日本のアニメやゲームに多大な影響を受けた「VA-11 Hall-A」コンポーザー特別インタビュー」
(from IGN JAPAN|2018.01.21)
「ベネズエラ製サイバーパンク・バーテンダーADV「VA-11 HALL-A」のサントラが、深夜都市へとその身を誘う」
(2016.02.11)
アメリカ・アラバマ州出身の 「Garoad」ことマイケル・ケリー氏は、ベネズエラのインディーズデベロッパー「Sukeban Games」によるサイバーパンク・バーテンダー・シミュレーションゲーム「VA-11 HALL-A」(ヴァルハラ)の音楽を手がけたことで一躍注目を集めるコンポーザーです。2014年リリースの同作のプロローグ版サウンドトラック『Sounds From The Future』、2016年リリースの本編(日本版パッケージは2017年11月)サウンドトラック『Second Round』、そして2017年リリースの『Bonus Tracks Collection』に至るまで、深夜都市のクレバーなイメージとアダルティーなムードを演出する楽曲を提供しており、いずれも煌びやかなメロディが彩るシンセ・ポップ/アンビエント/AOR/フュージョンが楽しめる作品に仕上がっております(ちなみに『Sounds From The Future』に収録されている「Strictly Business」「Spirit Potion」の2曲のみ、スウェーデン出身のギタリスト デヴィッド・ナイマン氏が担当されています)。
▼『VA-11 HALL-A Prologue OST - Sounds From The Future』(2014年8月)
▼『VA-11 HALL-A - Second Round』(2016年1月)
また、『Sounds From The Future』『Second Round』から20曲をセレクトした二枚組レコード盤サントラが海外のBlack Screen Recordsよりリリースされております。1st、2ndプレスは瞬く間に完売しており、現在は3rdプレス盤が入手可能。ちなみに日本版パッケージの初回限定版特典の16曲入りサントラCDとは曲数も収録曲も異なります(14曲は共通)。CD盤に収録の「Dusk」「Snow Fall」の2曲はLP盤サントラには未収録。一方、LP盤サントラ収録の「Heart of the City」「Skyline」「A New Frontier」「Digital Drive」「You've Got Me」「Believe in Me Who Believes in You」の6曲はCD盤には未収録です。
BLACK SCREEN RECORDS (2018-02-16)
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http://blackscreenrecords.limitedrun.com/products/597476-garoad-va-11-hall-a-official-soundtrack
▼『VA-11 HALL-A EX - Bonus Tracks Collection』(2017年9月)
「VA-11 HALL-A」レコード盤サントラにダウンロードコードとして付属していたボーナストラック・コレクションは単体で配信リリース(4ドル)されています。アドリアナ・フィゲロアによるヴォーカル曲や、SenzaFine、FamilyJules、insaneintherainによるリミックス/アレンジをふくむ全10曲。
▼「The Silver Case (Lunar Phase Remix)」(2017年10月)
Garoad氏の音楽的なインスピレーションのひとつには、高田雅史氏(「シルバー事件」「花と太陽と雨と」「ダンガンロンパ」「サイコブレイク」etc)の存在があり、2017年10月にはOCRemix経由で「シルバー事件」のメインテーマのリミックス「The Silver Case (Lunar Phase Remix)」をアップされています。同リミックスは「VA-11 HALL-A」のゲーム内ジュークボックスでも聴くことができます。
▼「Look Around You」「Attack On Apollo」(2018年1月)
2018年1月13日にGaroad氏はVA-11 HALL-Aのお蔵入りトラック2曲をアップしました。
「Interview with Garoad」
(from WHIMSICALLY THEORETICAL|2016.05.23)
「VA-11 HALL-A」がsteamで配信リリースされる直前のロングインタビュー。幼少期にプレイしたゼルダの伝説(神々のトライフォース)の闇の世界のテーマが、ゲームミュージックを初めて意識した曲であること。そのあとにスーパーマリオ64のウォーターランドのテーマや、ウェーブレース64、ファイナルファンタジー、女神転生、デジタルデビルサーガ、サイレントヒルシリーズのサウンドに大きく影響を受けたこと。初めて書いた曲が「Warp Rift」というタイトルであるということ。そのほか、川井憲次、山岡晃、浜渦正志、目黒将司、細江慎治、トレント・レズナーといった名前を影響元として挙げています。また、複数のインディーズコンポーザーからなるグループサイト「Indie Loop Garden」に登録されていたGaroad氏のプロフィールページには、後に「VA-11 HALL-A」のサントラ曲となる「The City that Never Sleeps」がサンプルとしてあがっていました。
さらに年をさかのぼると、Garoad氏は10年ほど前に「The Tsunami Effect」という名義で活動を行っており、音楽系ポータルサイト「ReverbNation」でのアーティストページには、当時制作したオリジナル曲「Astro Dreaming」「Mecha Trails」「Star Gazer」「One Road」「A Hero's Loneliness」が登録されております。また、2008年に海外の有志が企画したスーパーマリオRPGの3枚組トリビュートアレンジアルバム『Heavy Troopa is Ready to Launch!』に、3曲のアレンジトラック「Weapons Factory」「Grandpa and the Delightful Tadpoles」「Fight Against Monsters」を提供しています。
近年のGaroad氏の活動に話を戻すと、サウンドトラック以外ではこれまでに3枚のEP/アルバムをコンスタントなペースでリリースしています。清涼感あふれるエレクトロ・フュージョン/アダルトコンテンポラリー路線のオリジナル曲を収録。
▼『Sukeban EP』(2015年8月)
▼『Blue』(2016年4月)
▼『Passenger EP』(2017年6月)
Garoad氏の今後のゲームミュージックコンポーザーとしての活動には、Pixel Arc Studios開発の2Dアクション「Bushiden」や、Baroque Decay開発による2Dサバイバルホラーゲーム「Yuppie Psycho」があります。「Yuppie Psycho」のスコアは、氏のsoundcloudで現在デモヴァージョンが5曲アップされており、よりサスペンスフルなシンセサイザースコアを聴くことができます。
https://www.facebook.com/garoadmusic
2018年2月10日土曜日
プログレ/メタルの老舗レーベル MAGNA CARTA RECORDS バックカタログのbandcamp配信を開始
https://magnacartarecords.bandcamp.com/
▼Liquid Tension Experiment『Liquid Tension Experiment』(1998)
▼Liquid Tension Experiment『Liquid Tension Experiment 2』(1999)
※LTEの二作はSpotifyでも聴けます。
▼Explorers Club『Age of Impact』(1999)
▼Explorers Club『Raising The Mammoth』(2002)
▼Jordan Rudess『Feeding The Wheel』(2001)
▼Jordan Rudess『4NYC』(2002)
▼Jordan Rudess『Rhythm Of Time』(2004)
▼Jordan Rudess『Prime Cuts』(2006)※ベスト盤
▼Jordan Rudess『The Road Home』(2007)
▼Major Impacts『Steve Morse』(2000)
▼Steve Morse Band『Split Decisions』(2002)
▼Steve Morse『Major Impacts 2』(2004)
▼Steve Morse『Prime Cuts』(2005)※ベスト盤
▼Steve Morse『Prime Cuts Volume 2』(2009)※ベスト盤
▼Robert Walter's 20th Congress『Giving Up The Ghost』(2003)
▼Robert Walter『Super Heavy Organ』(2005)
▼OZRIC TENTACLES『Spirals In Hyperspace』(2004)
▼OZRIC TENTACLES「Even Chewier (Eat Static Remix)」※リミックス
▼OZRIC TENTACLES『The Floor's Too Far Away』(2006)
▼TEMPEST『The Double-Cross』(2006)
▼TEMPEST『Prime Cuts』(2008)※ベスト盤
▼TEMPEST『Another Dawn』(2010)
▼TEMPEST『The Tracks We Leave』(2015)
▼Points North『Road Less Traveled』(2012)
▼Points North『Points North』(2015)
▼Pinnick Gales Pridgen『Pinnick Gales Pridgen』(2013)
▼Pinnick Gales Pridgen『PGP 2』(2014)
▼Red Zone Rider『Red Zone Rider』(2014)
▼Red Zone Rider「Day of the Eagle / Dead Man Walking」※シングル
http://www.magnacarta.net/
https://www.facebook.com/MagnaCartaRecords/
https://www.youtube.com/user/magcart
2018年2月2日金曜日
ファミコンソフト「ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナル」発売30周年
HAL研究所よりファミリーコンピュータ用ソフトとして「ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナル」が発売されたのは1988年2月1日。今年、2018年2月1日で30周年を迎えます。システム的なベースになったのは、1985年にMSX用ソフトとして発売された「ホール・イン・ワン」「ホールインワンプロフェッショナル」であり、“ジャンボ尾崎監修”というタレントゲームとしてのバリューをつけたうえで、ゴルフゲームとしても大幅なリニューアルを図ったのが本作。近年ではチートバグ動画で様々な「ワンポイントレッスン」が登場し、人気を集めております。いいぞ。
「Hole in One Professional」
(Generation MSX)
「ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナル」
(HAL研究所)
同作のコンポーザーは、〈エッガーランド〉シリーズや「ファミコングランプリII 3Dホットラリー」など、初期のHAL研ソフトタイトルのサウンドを支えた菅浩秋氏と金指英樹氏(『HAL ゲームミュージック』に両名の名前があります)。耳なじみがよく、親しみやすいBGMぞろい。改めて聴きなおしてみるのもよいと思います。1988年8月に徳間ジャパンからCD・LPでリリースされたアルバム『HAL ゲームミュージック』には、比留間雅夫氏によるアレンジヴァージョンと、「エッガーランド」「ファイヤーバム」「ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナル」のオリジナルBGMが収録されていました。8曲目の「エッガーランド組曲」と10曲目の「ファイヤー・バム組曲」のはざま、9曲目の35秒のインタールード的トラックがそれであり、“ワンポイントレッスン”時のBGMです。ちなみにアレンジャーの比留間氏は、細野晴臣氏プロデュースによるデザイナー・テクノ・ポップ・ユニット「テストパターン」のメンバーであった人で、戸川純&三宅裕司の覆面ユニット「アポジー&ペリジー」の『超時空コロダスタン旅行記』(1984)にも楽曲を提供されておりました。1988年7月に同じく徳間よりリリースされた「3Dホットラリー」のアレンジアルバムも氏による仕事です。
株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ (1988-08-25)
売り上げランキング: 1,369,562
「ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナル」から3年後の1991年2月23日には、スーパーファミコンで「ジャンボ尾崎のホールインワン」がリリース。開発は同じくHAL研。スタッフクレジットはありませんが、サウンドの雰囲気からみて、入社して間もないころの石川淳氏がコンポーザーで関わられているとみてよいと思います。同年8月の「ハイパーゾーン」を経て、翌年に記念すべきシリーズ第一作がリリースされる「星のカービィ」へと連なる氏のメロディのよさが顔をのぞかせており、そういう意味でも興味深いものがあります。
「ジャンボ尾崎のホールインワン」
(HAL研究所)
キーボードマガジン2017年夏号のゲームミュージック特集(すばらしい内容です)には、HAL研の石川淳氏と安藤浩和氏の貴重なインタビューも掲載されていました。それによると、「ジャンボ尾崎のホールインワン」の開発はHAL研の山梨開発センターの建設とほぼ同時期の出来事であり、国分寺にあった六畳間のアパートから山梨開発センターへの引っ越し作業が、安藤氏がHAL研に入社して最初の仕事だったという、当時の苦労話もこぼれていました。
『星のカービィ』シリーズを手がけた石川淳&安藤浩和(HAL研究所)に話を聞く!|キーボード・マガジン 2017年7月号 SUMMERより【PICK UP】
(リットーミュージック)
※インタビュー冒頭部が試し読みできます。
リットーミュージック (2017-06-09)
※なお、HAL研以外の「尾崎ゲー」では、1989年6月にセガがアーケードで稼働させた「ジャンボ尾崎スーパーマスターズ」。9月にリリースされた同作のメガドライブ移植版「尾崎直道スーパーマスターズ」があります(アーケード版BGMは中林亨氏、メガドライブ版BGMは上保徳彦氏がそれぞれ担当)。アーケード版BGMはサイトロン・デジタルコンテンツよりリリースされた『レジェンド オブ ゲームミュージック2 プラチナムBOX』(2006)、ウェーブマスターよりリリースされた『SEGA SYSTEM24 SOUND COLLECTION』(2015)に収録されております。
2018年2月1日木曜日
リリース情報・備忘録 2018年1月
セルビアのプログレッシヴメタルバンド Organized Chaosの6年ぶりの新作『Divulgence』。Pain of Salvationに通じる聴きごたえのあるミクスチャー感覚。超素晴らしい。David Maxim Micićがプロデューサー兼メンバーとして関与し、HAKENのリチャード・ヘンシェルがゲスト参加。https://t.co/A6BkgiFLZe pic.twitter.com/DQ4ZhHAhzz— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月3日
Children in Paradiseのフロントマンでもあるブルターニュのコンポーザー DAM KATの新譜。ケルトをイメージの源泉とするプログレッシヴ・フォーク。マスタリングはANATHEMAのダニエル・カルドーゾが手がけている。https://t.co/ZmsrjS6ukw pic.twitter.com/kRixbo0HOU
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月3日
コリン・エドウィン、パット・マステロットとのユニット「ORk」のロレンツォ・エスポジト・フォルナサーリが、ビル・ラズウェル、Motorpsycho、ノルウェージャズシーンの気鋭を巻き込んだソロプロジェクト LEFが始動。自身の構想によるグラフィックノベルのイメージアルバム。https://t.co/phW38810Vm pic.twitter.com/hVaO6q60yd
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月3日
半年前に新譜を出したばかりのGALAHADが1月29日にさらなる新譜『Seas of Change』をリリース。15の断片からなる1曲42分の大曲。https://t.co/8LFeAi3CFp pic.twitter.com/so5q1FZSne
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月3日
サンタナがカヴァーした「ジプシークイーン」の作曲者でもあるハンガリーのジャズギタリストのガボール・ザボの『Dreams』のビアズリー絵画風ジャケ、LPサイズで欲しいと思わせる魔力があるのだけど、去年スペインのレーベルがLP再発盤を出していた。2018年でリリース50周年。https://t.co/9qfU6PCbQd pic.twitter.com/7pECZJW6N6
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月3日
SNARE COVER - 「Room」vol.2https://t.co/bZAcd9qVbD
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月4日
斎藤洸氏によるメイドインアビス挿入歌「Hanezeve Caradhina」の二度目のセルフカヴァーとSNARE COVERの「虹のリード」、やっぱりめっちゃいいな。年明け早々によいものを観た。
サンフランシスコのミクスチャーエレクトロバンド Crashfasterのご無沙汰となる新年リリース。VICE REINE、MFSTATE、Caustic、d_strct、Dj CUTMAN & GRIMECRAFTらによるリミックスアルバム。https://t.co/ihGn68KahF pic.twitter.com/DkR8fhEfwn
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月4日
ハッピー2ダンス / パパは何でも知っている (7インチシングルレコード)https://t.co/NpfwC6mK4E
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月5日
「TVアニメ『クッキングパパ』のオープニング・テーマ曲が初アナログ化!」 !? pic.twitter.com/UDfBqEcMqq
Ship To Shoreからレトロゲームのサントラレコードが続々登場!|ローチケHMVhttps://t.co/AYzgWODPjl
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月5日
メガドラ版ロケットナイトアドベンチャーズのサントラLPが海外で今月リリース予定だと知る。これまで一度もサントラ音源化してないのが惜しいくらい傑作BGMぞろいなのでめっちゃグッジョブだな。続編のスパークスターもサントラLP化してほしいくらい。https://t.co/j0zMrMLkab pic.twitter.com/nV6uuQcFzJ
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月5日
そのNorthern Hazeの唯一作であり、イヌクティトゥット語で歌われ録音された最初のロックアルバムといわれる『 ᓯᓈᒃᑐᖅ(Sinnaktuq)』(1986)は昨年10月よりbandcampで全曲デジタル配信されている。https://t.co/lXwHKymBno pic.twitter.com/QqV9kWiofL
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月5日
結成6年目を迎えるフィラデルフィアのマスロック系プログレバンド Moonstrikerの3作目のEP。ところで撒き上がる構図好き。みんなも好きじゃろ?https://t.co/s2pzq1DhJb pic.twitter.com/lKpIEf0vDR
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月5日
CMBが2017年7月21日にTSUTAYA O-EASTで行った二度目のライヴを収録したBlu-ray+CD『CMB 2nd Live ~One Night’s Legend~』が昨年暮れに出たのだが、いまちょうど在庫切れ。とはいえデジタル配信もされている。https://t.co/hkmizKIT47https://t.co/FgRTMAtBjJ pic.twitter.com/LzPWMIs8Db
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
ポーランドのニェーメンが1973年にVol.1・Vol.2の形式でリリースしたフリージャズ&ヘヴィ歌謡な6作目のアルバム。再発盤は『Marionetki』というタイトルで1枚にまとめられていたのだけど、去年6月に本国でオリジナルの仕様で二枚組(CD・LP)として再発していたと知る。https://t.co/pzCxDEEn2T pic.twitter.com/N8fFf6p8fU
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
ニェーメンの1975年作『Niemen Aerolit』は去年の7月にアナログで再発していたのか。しなやかにプログレジャズロックしているバックバンドの演奏と、とんでもなく濃厚なヴォーカルのコントラストがマジでヤバい傑作。https://t.co/g8ooVsP9Ql pic.twitter.com/ddFjy3ePOK
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
MAGFest 2018: Kirby's Dream Bandhttps://t.co/bHqmn60zn1
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
今年のMAGFestが先日より始まり、ライヴアーカイヴが続々とあがっている。
ケベックのストロングスタイルなプログレッシヴメタルバンド Nova Speiのデビューアルバム。メタルコア、プログレメタル、djentの美味しいとこどりをしてて期待の新鋭感ある。https://t.co/1FArPvmiUm pic.twitter.com/YKHFZF6CNU
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
Sky Architect、Nine Stones Close、The Black Codexとマルチに活動を展開するオランダのメロディメイカーことクリスチャン・ブリューインの新プロジェクト INVENSIONSのアルバム『Curiosity』が1月25日リリース。ほぼソロの歌もの路線。https://t.co/YwioDgtmOy pic.twitter.com/C65lgvgnIv
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
プログレッシヴメタルにダブ/アンビエント要素を流し込むワシントンDCのLithium Dawnの3rdアルバム『Tearing Back the Veil II: Awakening』のフィジカル盤が先日リリース。Pliniがギターソロでゲスト参加。https://t.co/jvYD01d4E3 pic.twitter.com/aknmCdm8gn
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
さしものprogarchivesにもパラグアイのプログレッシヴロックバンドは登録されていなかったが、AGHARTAというバンドが昨年暮れにデビューアルバム『Flora』をリリースしたので、ぼちぼち登録されるのではないか。spotifyでも聴ける。https://t.co/c15JPAzMZM pic.twitter.com/jzwQPHBrmt
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
アメリカのマルチ奏者クリス・シアーマンのソロデビューアルバムが出た。Animals As Leaders、Disperse、TesseracT、Monumentsといったシーン最前線バンドのメンバーを適宜ゲストに迎えたラグジュアリーなテクニカルフュージョン。https://t.co/Ssi1vAWkJ1 pic.twitter.com/Kj5qveM65X
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
メキシコのストーナー/プログレメタルバンド Pulsar A.D.のデビューアルバム『Cosmic Odyssey, Vol. I: The Rise Of The Hollow King』が昨年末に出た。メキシカンストーナーバンドと書くとなんだか本場感が醸される。https://t.co/hc3hg02Hdx pic.twitter.com/lVDALoyyJJ
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
シロフォン/ヴィブラフォンをフィーチャーしたフランスのR.I.O系ジャズロックバンド CAMEMBERTの6年ぶりの新作『Negative Toe』が出た。ザッパ、GONG、MAGMA、KING CRIMSON、JAGA JAZZISTをペロリと舐めあげながらこっち向いてニコニコしているサウンド。人懐っこさも魅力。https://t.co/oYEFuIPN3d pic.twitter.com/zh6sYfcQEA
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
12月にシレっとヤバイアルバムを出すバンドが毎年出てくるのだが、アメリカのアヴァンミクスチャーバンド Clericが7年ぶりに新譜を出してやがった。全身複雑骨折級の劇物。かつ、ゲストでジョン・ゾーン、Kralliceのミック・バー、Secret Chiefs 3のティンバ・ハリスが参加。https://t.co/td1KQYofl2 pic.twitter.com/fw0jNpMY5L
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
昨年MARILLIONの前座で来日したイタリアのRANESTRANEの鍵盤奏者リッカルド・ロマーノが、サン=テグジュペリの『星の王子様』をコンセプトにしたロックオペラ作『B612』をリリース。RANESTRANE全面参加。マリリオンのホガースとロザリーも参加。ホガースが「蛇」役だ。https://t.co/0N64IzXwZk pic.twitter.com/oOldsNGx7T
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月6日
山岸継司氏(「キャプテン翼」「忍者龍剣伝」「アンジェリーク」etc)のソロアルバム『Retro-Active』の楽曲を生演奏する同名のスペシャルバンドの、先日のMAGFest2018のライヴ映像のアーカイヴがオフィシャルであがった。Cheap Dinosaurs、Stemage、ap0cの面々で構成される。https://t.co/mdpmHSTozm
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月8日
馬頭琴とホーミーをぶち込んだニューヨーク在住中国産モンゴリアンシャーマニックペイガンメタルバンドことTENGGER CAVALRY、2月21日にワードレコーズから新譜の国内盤が出るのか。Napalm Records契約後第一作。
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月8日
テンガー・カヴァルリー『鮮卑』https://t.co/D4wFFzFeTB pic.twitter.com/EEOe6NFC2j
順調にコトが運べばPOWERGLOVEは8年ぶりとなる新作アルバム『Continue?』を今年出すかもしれない。昨年6月にアルバム先行トラックとしてストリートファイターIIの「ガイルのテーマ」のカヴァーがあがっている。https://t.co/MwSAggtyDT pic.twitter.com/dbBf6cVCU7
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月8日
MAGFest 2018: LONELYROLLINGSTARShttps://t.co/6PlPmfs1tz
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月8日
シアトルのゲーム音楽カヴァーバンドにヴィンス・ディコラがゲスト参加して、自作曲であるロッキーIVのスコア「Training Montage」「War」や、トランスフォーマー・ザ・ムービーの主題歌「Lion」をカヴァーしている。素晴らしい。
昨年末にアナウンスがあり、イギリスのプログレッシヴ・サイケバンドTHE OSIRIS CLUBの3年半ぶりとなる新作アルバム『The Wine-Dark Sea』が2月23日にリリースされる。ロバート・エイクマンとH・P・ラヴクラフト作品に着想を得た怪奇幻想楽曲全9曲を収録。素晴らしいジャケ。https://t.co/yn27v6XWvq pic.twitter.com/gpvhwKtDgm
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月9日
ユニバーサルミュージックが3月14日に「入手困難盤復活HR/HM 1000キャンペーン」で65タイトルを税抜き1000円で限定再発するのだが、マノウォーのこのへん3作とか、アーマードセイントの2作、ヴァレンシアの2作、ヴォイヴォドの3作、キングダム・カムの3作が入っているな。https://t.co/6vLhRABdHI pic.twitter.com/WLLHzCg68C
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月14日
2018年巨まんベスト『巨乳まんだら王国。大百科』発売告知 https://t.co/9hOQeMXizA
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月14日
東亜プランのアーケードゲームのBGMをデジタル録音でCD化するプロジェクト第3弾が登場!『ヘルファイヤー』と『ゼロウイング』を収録で2月28日発売!|Claricedischttps://t.co/cmI935546A
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月14日
2011年の『東亜プラン シューティングクロニクル』以来か。 pic.twitter.com/3oKnIhRX6g
デヴィッド・シャイアが「地獄の黙示録」のために制作したがお蔵入りになったシンセサイザースコア20曲収録のサントラが昨年暮れにLa-La Land Records/American Zoetropeから本邦初リリースされていたと知る。ワルキューレの騎行のピアノ&シンセデモ版とかも入っている。https://t.co/niiWy8y3GZ pic.twitter.com/pgwiaWkJSX
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月16日
川井憲次/NHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」オリジナル・サウンドトラックhttps://t.co/2HxmZzEZYy
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
3月14日。
CD「デルフィニア戦記 音楽集」アルバム 3月14日発売決定!!|茅田砂胡プロジェクトhttps://t.co/STpCLL0f6C
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
編曲:寺嶋民哉氏か。
Folk Metal: The Knots and Thorns of Roots Music|bandcamp dailyhttps://t.co/k3f3TVacc2
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
良い感じの各国フォークメタル&ルーツ特集。Comus、Cruachan、Finntroll、Ofärd、Blood of the Black Owl、Botanist、Zuriaake、Andaz Uzzal、Tengger Cavalry、Crooked Fiddle Band、Panopticon。
すげえジャケだ。ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ギズーキ、シターン、マリンバ、カリンバ、ウドゥドラムを駆使して滑走するオーストラリアのミクスチャーフォークロックバンド。https://t.co/UKcVzTr4on pic.twitter.com/ISv2paUYlh
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
高田龍一、広川恵一/TVアニメ『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/ZjAciJTXwV
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
4月11日。
松本淳一/魔法使いの嫁 オリジナルサウンドトラック2https://t.co/Xrw59rFPuF
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
3月28日。
TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ボーカルアルバムhttps://t.co/jvpOIUF04Z
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
3月28日。
エバン・コール/TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/GWrQSCMPV7
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月18日
3月28日。
高橋諒/TVアニメ『citrus』オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/0kO2y1q9Pr
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月19日
3月28日。
6期鬼太郎の劇伴、高梨康治&藤澤健至の師弟タッグであり、NARUTO、ニンジャスレイヤーの刃 -yaiba-なので、ニンジャである。https://t.co/HIEwGIzPjt pic.twitter.com/7B13r54vM5
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月19日
岩代太郎/アニメ『A.I.C.O. Incarnation』オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/kf1ONUwBeL
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月19日
3月28日。
藤澤慶昌/TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/0tnHTWXSPj
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月19日
3月28日。
アルゼンチンのポストロック/プログレバンド Autumn Moonlightの新作『Passengers』、昨年末にVIAJERO INMÓVIL RecordsからCD流通することが決まったようで、取り扱い中。https://t.co/uPCA0quFE5 pic.twitter.com/hElefoAWN3
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
1月26日リリースのコーディ・カーペンターの新作ソロアルバム『Cody Carpenter's Interdependence』、日本のAmazonからも予約がポチれるようになった。スコット・セィーバー、ジミー・ハスリップ、P・J・ディアトリ、ヴァージル・ドナティ参加。https://t.co/coEkZQEJtB pic.twitter.com/pjEknPtKBS
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
そのハニー・メハナの1973年のアルバム『The Miracles Of The Seven Dances』はつい先日リイシュー(フィジカル&デジタル)した。サイケグルーヴとアラビアンミュージックの融合。https://t.co/TuPFw0sT8f pic.twitter.com/wvv9eR9pXD
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
1910~1930年録音の音源を中心にデジタルリリースしているバルティモアのCanary Recordsのbandcampアカウント。https://t.co/uWJrQK51DM
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
ぶらり途中下車の旅~音楽の旅~|UNIVERSAL MUSIChttps://t.co/e8WcKVEQUB
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
1月31日。 pic.twitter.com/xvZoC6gkY0
ザ・ヴォイドのサントラ、Lakeshore Recordsのbandcampアカウントに置いてある。カナダのシンセユニット Blitz//Berlin、プロデューサーデュオ Menalon、コンポーザーのブライアン・ウィアセック、ジェレミー・ギレスピー、以上四組によるダークシンセの饗宴。https://t.co/rpgTq7v4nr pic.twitter.com/h7UMIt5oCz
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
ヘル・レイザー30周年記念版サントラ、配信版。https://t.co/mRXdW396ry pic.twitter.com/RHTdEkoJ70
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
rionos/TVアニメ『メルヘン・メドヘン』オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/bwbj4IfYKn
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
3月28日。
OVA超神伝説うろつき童子のサントラが昨年2月に海外でレコード二枚組で再発していたということを知り、衝撃のあまりポチってしまった。やはり海外人気の高さをうかがわせる。天野正道氏によるテンションの高いシンセプログレスコアが聴ける傑作。https://t.co/FOAmBlRZi3 pic.twitter.com/bWEuRr4Icb
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月20日
トクマルシューゴ/「漫画みたいにいかない。」オリジナル・サウンドトラック -https://t.co/WgmEiwxoO3
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月21日
2月21日。
末廣健一郎、MAYUKO/フジテレビ系ドラマ 海月姫 オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/pF1mXEDOMa
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月21日
2月28日。
ノルウェーの特濃オルガンプログレジャズロックバンド Elephant9の新作アルバム『Greatest Show On Earth』が2月18日に出る。2年半ぶり。https://t.co/cpNa9mMdyW pic.twitter.com/pIFlJlOAoU
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月22日
めちゃくちゃ嬉しいニュースが来た。KINOが再編、13年ぶりの新作アルバム『Radio Voltaire』を3月23日にリリースする。ラインナップはジョン・ミッチェル、ピート・トレワヴァス、クレイグ・ブランデル。ジョン・ベックはゲストとして参加する。https://t.co/rfs5KdrpHW pic.twitter.com/RlGbL01km5
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月22日
Shnabubulaの即興ピアノ演奏プロジェクト「Piano Storybook」(全13作予定)の第5作目「Spacefaring Adventures」が出た。8曲収録。ダウンロードは投げ銭。https://t.co/EabmAqinHQ pic.twitter.com/mGzi6T726H
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月24日
ムンバイ発プログレッシヴメタルプロジェクト Amogh Symphony、4年ぶりの新作アルバム『IV』を出すというアナウンスを昨年末に出していたのか。しかも新たにFountainhead(トム・ゲルトシュレーガー)が加入。インド、ポルトガル、ロシア、ドイツの多国籍バンドと化していた。https://t.co/0wef9MdBAT pic.twitter.com/D5IbKc91LE
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月24日
「AZEL パンツァードラグーンRPG」20周年記念アレンジアルバム『Resurrection: Panzer Dragoon Saga 20th Anniversary Arrangement』のデジタル版が予約開始。数日後の1月29日にリリース。小林早織さんによるアレンジ20曲を収録。https://t.co/GzwMnKYS04 pic.twitter.com/0jcRCXbldv
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月24日
インドにディスコブームを巻き起こし、ソ連を筆頭に各国で大ヒットした1982年のボリウッド映画「Disco Dancer」のサントラが昨年本国で再発していたと知る。バグルスのラジオスターの悲劇にスパイスをまぶしたような曲ほか、印度ディスコ/ハイエナジーの珠玉が詰まった内容。https://t.co/Rf7qO04pQP pic.twitter.com/du3SXTRMIL
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月25日
大野雄二「犬神家の一族」オリジナルサウンドトラックhttps://t.co/T6HgXV3dtT
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月27日
うわっマジか!「犬神家の一族」(1976)のサントラ、3月21日にビクターからついにCDで単体再発するのか! 買う買う。
「大野雄二流プログレッシヴ・ロックとも言える名作」 pic.twitter.com/kvwtyepLev
アル中のVHSコレクターを主人公にした、スウェーデン製新作80年代風スリラー「Videomannen(Videoman)」のサントラが先日Lakeshore Recordsからリリース。音楽はロバート・パーカーとWaveshaper。Kung Furyと同ベクトルの100%シンセウェイヴアルバムであり、めっちゃ良い。https://t.co/dqiywAHxmK pic.twitter.com/kPMqxrTZB8
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月28日
Arch Echo『Arch Echo』https://t.co/RQYuS2BZiY pic.twitter.com/Qq9G2gecGJ
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月29日
林ゆうき/TVアニメ「伊藤潤二『コレクション』」オリジナル・サウンドトラックhttps://t.co/7ZOQVdlDGI
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月30日
3月28日。
田中貴/ラーメン大好き田中さんと細野さんhttps://t.co/QCNORsv8mZ
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月30日
「らーめん愛好家でもあるベーシスト田中貴(from サニーデイ・サービス)、細野しんいち(ex. マグースイム)、オータコージ(from 曽我部恵一BAND)、マツキタイジロウ(from Scoobie Do)の4人編成のバンドで録音された劇伴を収録」
!?
God Is An Astronautの3年ぶりの新作アルバム『Epitaph』が4月27日リリース。https://t.co/wMBxlg0oED pic.twitter.com/trNqhCXKVW
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月31日
エジプトにシンセ/チップチューン+ツインドラムという変則スタイルでブチアガるインストを演るIslam Chipsyというユニットがいると知る。https://t.co/J6vCWM53pBhttps://t.co/FUFfmnS8MU
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月31日
バークリー音大や王立音楽大学で学んだというメキシコのマルチミュージシャン ザビエル・アサーリのデビューアルバムがかなり良かった。ここ最近の歌ものレトロプログレものではピカイチ。ポール・ホワイトヘッドっぽいジャケットアートだなあと思ったら本人の作品だった。https://t.co/i8BbeOtnVX pic.twitter.com/pfyrOx4ZTH
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月31日
ニュージャージーの8人組オルタナプログレバンド Amigos, Amigosの新作EP『Music Box』の全曲プレイリスト。ジャケットアートは奇ゲー「Hylics」のMason Lindroth。この人にジャケを描かせたという点でも野心的なバンドである。https://t.co/vaAr1EFATo pic.twitter.com/hZuUSD3IjE
— 糸田屯 (@camelletgo) 2018年1月31日