9月25日発売のミステリマガジン11月号に、コラム《ミステリ・ディスク道を往く》第9回「シンガーソングライター『シマダソウジ』」が掲載されています。若き日の島田荘司氏の活動について、唯一のアルバムである『ロンリーメン』を中心に紹介しています。
島田荘司氏がシンガーソングライター シマダソウジとして活動していた頃のアルバム『ロンリーメン』を入手した。ポリドールからのオリジナルLP盤は1976年。南雲堂からの再発CD盤は1995年だから、どちらにしてもだいぶ経っている。 pic.twitter.com/RF6uA6fePf— 糸田屯 (@camelletgo) 2016年5月31日
シマダソウジ『ロンリーメン』(1976)のレコード盤をついに入手した。製品盤ではなくプロモ盤だけども、どっちにしても貴重だ。ゴッド・オブ・ミステリー 島田荘司氏が作家デビュー前にイラストレーターやミュージシャンとして活動していた頃の記録。1995年に南雲堂から出たCD盤と一緒に撮っとこう。 pic.twitter.com/pBbrYZFTrP— 糸田屯 (@camelletgo) 2019年8月1日
『ロンリーメン』は島田荘司氏がミュージシャンとしても一流であることが如実にうかがえる見事な内容なんですよ。ニューミュージックともフォークともちょっと異なる位相にいる感じ。裏ジャケットの若かりし頃の島田氏の姿は後のCD盤では見られないので、そういう意味でもプレミアム。 pic.twitter.com/zpJWcL18Cl— 糸田屯 (@camelletgo) 2019年8月1日
アルバムにコーラスで参加しているブレッド&バターの「ナイストラックだ!」という一言コメント、島田氏が当時気鋭のイラストレーターとして活躍されていたことがうかがえる記載など、興味深い。 pic.twitter.com/WgwryEl85x— 糸田屯 (@camelletgo) 2019年8月1日
ミステリマガジン2019年11月号目次
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014321/
《過去記事》
▼ミステリマガジン2019年9月号に糸田屯 連載コラム第8回「館の戦慄、YAKATAの旋律」が掲載
▼ミステリマガジン2019年7月号に糸田屯 連載コラム第7回「石の上にも三年、人間椅子の上にも三十年」が掲載
▼ミステリマガジン2019年5月号に糸田屯 連載コラム第6回「いま、ふたたびの童夢」が掲載
▼ミステリマガジン2019年3月号に糸田屯 連載コラム第5回「大槻ケンヂミステリワールド」が掲載
▼ミステリマガジン2019年1月号「特集:ミステリが読みたい!」に、2018年周辺ジャンル総括記事を寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2018年11月号に、「ルパン・コミカライズの世界」を寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2018年9月号に、ミステリ&音楽コラム第2回「Ghost and Osiris」を寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2018年7月号《おしりたんてい&バーフバリ特集》に「バーフバリ音楽ガイド」を寄稿しました&同号よりコラム新連載を始めます
▼エイドリアン・マッキンティ『コールド・コールド・グラウンド』のレビューを早川書房公式noteに寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2018年1月号「特集:ミステリが読みたい!」に、2017年周辺ジャンル総括記事を寄稿しました
▼ミステリマガジン2017年11月号「幻想と怪奇 ノベル×コミック×ムービー」にコラムを三本 寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2017年9月号「シャーロック・ホームズ & コリン・デクスター」特集にディスクガイドを寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2017年7月号特集「このミステリ・コミックが大好き」のコミックガイドに参加&コラムを寄稿いたしました
▼ミステリマガジン2017年5月号【北欧ミステリ特集】に「北欧ミステリDISC SIDE A&B」を寄稿いたしました