2016年7月17日日曜日

シオカラーズファンへの「スルメ盤」 ― 『SPLATOON LIVE IN MAKUHARI ―シオカライブ―』(2016)

SPLATOON LIVE IN MAKUHARI -シオカライブ-
シオカラーズ
SMD itaku (music) (2016-07-13)
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 ゲームのみならずサウンドトラックも記録的なヒットとなった、任天堂のWiiU用ソフト「スプラトゥーン」。同作で高い人気を誇るアイドルユニット“シオカラーズ”のライヴアルバム&追加トラック集。2016年1月30日の「闘会議2016」(1st LIVE)、新曲初披露の場にもなった2016年4月29日の「ニコニコ超会議2016」(2nd LIVE)でのライヴパフォーマンスをアオリ、ホタルのMCパート入りで完全収録。ライナーノーツにはMCのイカ語を翻訳したテキストも全文掲載。楽曲のライヴアレンジは大山徹也氏が手がけ、バックバンドは、沢頭たかし[DORA](guitar)、AYUMU(guitar)、棒手大輔[BOH](bass)、畠中文子[BUN](keyboard)、小島億洋(drums)といった面々。1st LIVEのギターはDORA氏が、2nd LIVEのギターはAYUMU氏が担当されています。BOH氏はDAITAが率いたBINECKSや、BABYMETAL“神バンド”のメンバーとしても知られる六弦ベーシストですね。





 ライヴアレンジにあたっては原曲のコンポーザーである峰岸透氏、藤井志帆さんの両氏と大山氏との間ですり合わせがされ、テクノポップ感の強いオリジナル曲の方向性を活かしつつ、生バンドのサウンドとライヴ感もある仕上がりに。とくに"キミ色に染めて" "シオカラ節"はたっぷりとギターソロ/キーボードソロも挿入され、グッとロック感が増しています。また、新曲である"トキメキ☆ボムラッシュ"(アオリソロ)、"スミソアエの夜"(ホタルソロ)は、ゲームへの追加トラックというわけではないので、ゲーム本編のテンポに合わせるよりもシオカラーズの二人のそれぞれの特色を押し出したつくりにされたとのこと。ところで、裏打ちリズムと民謡的節回しでゆったりとした曲調の"スミソアエの夜"は、「酢味噌和え」だけではなく、昭和歌謡の"イヨマンテの夜"にもひっかけたのではないかと(スプラトゥーンはあっちこっちでヒネったりひっかけたりしたネーミングが散見されるので、なおさらそう思います)。





 既発のシオカラーズ名義の五曲はすべて再収録されています。もちろん、"トキメキ☆ボムラッシュ" "スミソアエの夜"の二曲はオリジナルヴァージョンでも収録。そして今回、「Shy-Ho-Shy」がヴォーカルを吹き込んだ"ハイカラシンカ"のデモトラック(Shy-Ho-Shy Demo)が収録されているのですが、このShy-Ho-Shyというのはシオカラーズを見出したプロデューサーの名前で、昨年リリースされた二枚組サントラ『Splatune』のシオカラーズのライナーノーツでも少しだけ言及されています。さらに、アオリ・ホタルの各種ボイスSE、「ハイカラニュース」のタイトルコール、シークレット・トラックで「バックステージでのアオリ・ホタルのやりとり」を収録と、まさに《シオカラーズ ファンディスク》といった内容。2015年11月公開PV12月公開PVで流れたニューアレンジヴァージョンの"Splattack! ~ Friend List" "Splattack!"も併録されており、時期的なタイミングで『Splatune』に収録できなかった音源へのフォローもされています。

https://www.nintendo.co.jp/wiiu/agmj/

スプラトゥーン - 任天堂公式チャンネル(YouTube)

『Splatoon(スプラトゥーン)』シオカラーズのライブCDミキシング現場を直撃! サウンドスタッフ、アレンジ担当大山氏のインタビュー&トラックリスト公開!
(from ファミ通com|2016.07.02)

峰岸透、藤井志帆『Splatoon O.S.T -Splatune-』(2015)

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『SPLATOON LIVE IN MAKUHARI ―シオカライブ―』
[EBCD-10003|KADOKAWA|2016.07.13]

01. オープニング~MC1 (1st Live)
02. キミ色に染めて (1st Live)
03. イマ・ヌラネバー! (1st Live)
04. MC2 (1st Live)
05. ハイカラシンカ (1st Live)
06. MC3 (1st Live)
07. マリタイム・メモリー (1st Live)
08. MC4 (1st Live)
09. シオカラ節 (1st Live)
10. オープニング~MC1 (2nd Live)
11. キミ色に染めて (2nd Live)
12. イマ・ヌラネバー! (2nd Live)
13. MC2 (2nd Live)
14. トキメキ☆ボムラッシュ (2nd Live)
15. スミソアエの夜 (2nd Live)
16. MC3 (2nd Live)
17. ハイカラシンカ (2nd Live)
18. MC4 (2nd Live)
19. マリタイム・メモリー (2nd Live)
20. MC5 (2nd Live)
21. シオカラ節 (2nd Live)
22. キミ色に染めて
23. イマ・ヌラネバー!
24. トキメキ☆ボムラッシュ
25. スミソアエの夜
26. ハイカラシンカ
27. マリタイム・メモリー
28. シオカラ節
29. ハイカラニュース タイトルコール
30. SE:声(アオリ) 驚き
31. SE:声(アオリ) 締め台詞
32. SE:声(アオリ) 笑い
33. SE:声(アオリ) 昂り
34. SE:声(ホタル) 挨拶
35. SE:声(ホタル) 発表
36. SE:声(ホタル) 生返事
37. SE:声(ホタル) 昂り
38. ハイカラシンカ (Shy-Ho-Shy Demo)
39. Splattack! ~ Friend List (2015 秋PV)
40. Splattack! (新ステージでダンシング )

Composed by
藤井志帆(track 1 - 29, 38, 39)
峰岸透(track 3, 12, 23, 39, 40)

Sound Effect by
辻勇旗

Vocal & Voice by
アオリ:keity pop
ホタル:菊間まり

Live Arranged & Directed by
大山徹也

DORA(guitar, track 1 - 9)
AYUMU(guitar, track 10 - 21)
BOH(bass, track 1 - 21)
小島“じんぼちゃん”億洋(drums, track 1 - 21)
畠中文子[BUN](keyboard, track 1 - 21)

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 ところで、7月7日~10日にかけてフランスで開催された「JAPAN EXPO 2016」ではシオカラーズ(フランスでの通称は“calamazones”)の海外遠征ライヴも行われたのですが(8日のプログラムだったとのこと)、そちらでもバックバンドを従えてのパフォーマンスでした。メンバーはいずれも現地のスタジオミュージシャンで、アレンジも日本版とはまた微妙に変わっています。フランスのスプラトゥーン公式facebookにバックバンドのリハーサル映像があがっており、そこで各メンバーの名前が明らかにされています。
https://www.facebook.com/SplatoonFrance/videos/vb.375670119259870/594288454064701/


François “Shanka” Maigret (guitar)
François “Matu” Matuszenski (keyboards)
Bob “Snake ” Dumont (drums)
Ben “Chap” Weislo (bass)


“シャンカ”ことフランソワ・メグレはオルタナティヴ・ハード・ロック・バンド No One Is Innocentのギタリスト。フランソワ・マチューゼンスキは80年代初頭から活動を続けているニューウェイヴ・ロック・バンド Indochine(アンドシーヌ)のキーボーディスト。ボブ・デュモンは80年代に活動したヘヴィメタルバンド Sortilège(ソルティレージュ)の元ドラマーという経歴の持ち主です。


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