2012年12月26日水曜日

CHRIS『City Of Light』(2012)

City Of Light
City Of Light
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Nordic Records (2012-11-09)
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 早くからからネオ・プログレッシヴ・ロック・シーンが形成され、今なお盛んに新人バンドが登場しているオランダ。そのオランダのプログレ・バンド SKY ARCHITECTのドラマーであるクリスチャン・ブルーインの3枚目となるソロアルバム。本隊であるSKY ARCHITECTでの彼のプレイは、バンドの楽曲が地味なこともあり今ひとつパッとしないのですが、ヴォーカルを含めていくつもの楽器をこなせるマルチ・ミュージシャンであり、ソングライティングのセンスも素晴らしいものを持っている彼の本領は、こちらで遺憾なく発揮されております。前2作はGENESISやPENDRAGON、IQなどからの影響を感じさせるメロディラインと、散りばめられた小粋なポップ・センスが耳を惹くサウンドで、良質でありながらもいわゆるネオ・プログレッシヴ・ロック/ポップスの典型的枠組みに収まったものでしたが、今回は作風を大幅に変え、スウェーデンのBROTHER APEのようなブレイクビーツ主体のバッキングによるシンフォニック・ロックになっております。メリハリが格段に増したのもさることながら、時にアンビエントなパートも織り交ぜ、楽曲のヴィジョンがよりクリアーな印象に。デジタリーなビートとメロトロンの音色の対照的な組み合わせが新鮮な疾走感と爽快感をもたらす「Colours Come To Life」、ここぞというところで求心力の高いメロディで盛り上げる「Stars Align」「Nowhere To Go」は非常に素晴らしい仕上がり。曲の長さを感じさせません。この路線を次回も続けていくのかはわかりませんが、今回のこの意欲的な試みは大いに評価したいところ。



Christiaan Bruin:公式

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