TAG (2004/11/07) 三柴理 Electric Trio 商品詳細を見る |
筋肉少女帯や特撮などで活動する三柴理(kbd )、セッション・プレイヤーの白船睦洋(b)、元リンドバーグの小柳昌法(ds)の三者によるインストゥルメンタル・バンド「三柴理エレクトリック・トリオ」の1stアルバム。トリオならではのハードな応酬を展開するフュージョンバトル"The Cruel Sea"や、プログレッシヴ・ロックとニューエイジの狭間に位置するような大仰なインストゥルメンタル"日出処ノ楽士"などのオリジナル楽曲に加え、よりスペーシーなアレンジが施されたEL&Pのカヴァー"Nutrocker"(正確にはキム・フォウリーのカヴァー、原曲はもちろんチャイコフスキー)、ゲストに筋肉少女帯の本城聡章氏を迎えてリメイクされた、初期筋少のプログレ曲"孤島の鬼"、三柴理氏と塩野道玄氏のユニット ザ・蟹の楽曲を重量級チェンバー・ロックでリ・アレンジした"ヤンガリー[Instrumental Version]"(ちなみに、特撮もカヴァーしていました)といった、アレやコレのカヴァー/アレンジを収録したアルバムに仕上がっています。個人的に興味深かったのは、シンセサイザーによる神秘的な小品"森の妖精"。某TV番組のアハ体験なコーナーで使用されているこの曲がまさか三柴氏の作品だったとは知りませんでした。TVで聴いてからずっと気になっていただけに、個人的にこれはちょっとした収穫でしたね。
●三柴理/ピアノのなせる業と真髄
●三柴理 - Wikipedia
●白船睦洋 - Wikipedia
●小柳"cherry"昌法 - Wikipedia