2016年11月4日金曜日
炸裂のチップチューンフュージョン。架空の遠未来サッカーゲームのサントラ ― Shnabubula『Cybersoccer 4141』(2016)
ニューヨークのプログレチップチューンピアニスト Shnabubulaことサミュエル・アッシャー・ヴァイスの新作EP。2012年にリリースされたインストEP『Cybersoccer 2099』の続編にして音源グレードアップ版。舞台はついに遠未来へ。前作のオープニングのリメイク"Let Us Yeah to the Moment of Exact Goal !!"を皮切りに、全5曲26分収録。ダウンロードは投げ銭。また、同作の前日には『2099』の全曲+αをピアノ演奏した「VGMCAST」(氏が定期的に行っているゲーム音楽カヴァー ライヴストリーミング企画)の特別版もリリースされています。名作SFCソフトのサウンドフォントとオマージュをたっぷりと込めたオリジナル曲集『SNESology』などで見せてきた、往年のゲームサウンドの「クセ」とプログレ/フュージョンの興趣を巧みに融合させてスリルとカタルシスを連続させていく氏の類まれなる手腕が炸裂しています。
ピアノ演奏カヴァー集の第七弾も先ごろリリースされました。ダウンロードは投げ銭。今回も、ゲーム音楽カヴァーを中心にアラン・ホールズワースやTRIBAL TECHのカヴァーもブッこんでいきます。また、今月11月27日には第八回の演奏も予定されています。
https://www.facebook.com/shnabubula
▽ノスタルジーとオリジナルの融合、チップチューンの名作 ― Shnabubula『SNESology Special Edition』(2015)
▽Shnabubulaのゲーム音楽ピアノカヴァー ライヴストリーミング「VGMCAST」のベスト盤が登場
▽プログレチップチューンピアニスト Shnabubulaの「VGMCAST」の一年ぶり新作が登場