2018年6月3日日曜日

TWRP『Together Through Time』(2018)



 時間と空間を超越し、2008年ごろよりカナダ・トロントを拠点に活動するギャラクティック・エレクトロ・ファンク・バンド TWRP(Tupperware Remix Party)。サイエンス、カンフー、ビデオゲームから影響を受け、ディスコ・ファンク、チップチューン、グラム・メタルの要素がゴージャスに入り混じり、80年代オマージュ・スタイルをとる彼らは、あらゆる世界から退屈、悲しみ、そして抑圧をなくすために太古の昔から活動するキーボーディスト&トーキング・モジュレーター担当のドクター・サン(Doctor Sung)を筆頭とする四人組。ドクター以外のメンバーは、ヘルメットを被り、赤と金のカラーでキメたギタリストのロード・フォボス(Lord Phobos)、2012年に加入したライオン頭のベーシスト コマンダー・ミャオチ(Commander Meouch)、ロボット・ドラマーのハーヴ・ホーガン(Havve Hogan)。




 2007年に『Sex is a Machine that Likes to Dance』、2011年に『Poised to Dominate』という2枚の音源をリリースしていますが、公式的には2011年リリースのデジタルシングル「Lazerhorse」が実質的なデビューのようです。翌2012年には、二部作の表題曲を収録したEP『The Devices』をリリース。その後、3年ほどリリースが途絶えますが、2015年から2017年にかけて『2nite EP』『Believe In Your Dreams』『Guardians of the Zone』『Ladyworld』の4枚のEPをリリース。そのいずれにもコメディ・ギーク・デュオのNINJA SEX PARTYがゲスト参加しています。TWRPとNSPは盟友であり、一方でNSPのカヴァーアルバム〈Under the Covers〉シリーズのバックの演奏はTWRPが務めています。つかず離れずの関係。





 そして今年、待望の1stフルアルバム『Together Through Time』をリリース。今回はNINJA SEX PARTYのダニー・セックスバン(Dan Avidan)ほか、ロック・オペラ・グループ The Protomen、エレクトロ・ファンク・バンド Planet Booty、トロントのシンガーソングライター リディア・パーソード、コメディアンのJP Incorporated(JP Hasson)といった多彩なゲストが参加。The Protomenの演奏と、Starbombのアリ・ハンソンによるハイテンションなボイスオーバーを伴うシンセサイズド・ドライヴチューン「Phantom Racer」、スラップベースやサックスがリードするAORインストゥルメンタル「Our 4fathers」「Feels Pretty Good」、Planet Bootyを伴ってアース・ウインド&ファイアー感マシマシな「Tactile Sensation」、メロウなエレポップの小品「Disco Volante」など、これまで以上にキャッチーでリゾート感あふれるゴキゲンな楽曲や、トーキング・モジュレーターを駆使したセクシーな歌ものを連発。デビューから一貫してバンドのアートワークを手がけるLazerhorse(アーサー・ドイル)による、永井博 meets ロジャー・ディーンな趣のジャケットアートの爽やかさも素晴らしく、まさに最良のパッケージングとベストパフォーマンスな一枚。TWRPは本作を引っ提げて、6月と8月と10月という断続的日程でNINJA SEX PARTYとのジョイントツアーを行う予定です。





http://www.twrpband.com/
https://ja-jp.facebook.com/tupperwareremixparty/
https://www.youtube.com/TWRPtube


ニンジャとセックスのパーティー! アメリカのコメディポップデュオ ― NINJA SEX PARTY

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