2017年7月21日金曜日

現実のインディーズシーンともクロスする、タワレコ×スプラトゥーンコラボ企画 ― Wet Floor『Inkoming!』(2017)



http://tower.jp/item/4534119


『スプラトゥーン2』の新しいバトルBGMを担当するイカ世界のロックバンド“Wet Floor”のCDがタワレコ限定で発売
(from タワーレコード|2017.06.09)


 任天堂から7月21日に発売されるNintendo Switchソフト「スプラトゥーン2」。ゲーム中で対戦BGMとして流れるイカ界のバンド「Wet Floor」の1st EP。6月23日から7月30日にかけて開催されているタワーレコードとスプラトゥーンのコラボキャンペーンの一環として、タワレコでの限定販売CDとしてリリースされた本EP。作曲は前作のメインコンポーザーであり、同じくゲーム中のバンド「Squid Squad」や「Hightide Era」の楽曲も手がけられている峰岸透氏。ネーミングセンスも、相変わらずヒネりが効いております。「インク(Ink)」と「入ってくる/次に来る(Incoming)」をひっかけたリードトラック"Inkoming!"、飛び込み競技における入水方法のネーミングを冠した"Rip Entry"、イルカ(Dolphin)とエンドルフィン(Endolphin)をひっかけた"Endolphin Surge"の三曲と、人間界のメンバーで編成された【Wet Floor Shibuya】のスタジオレコーディングによる"Inkoming!"を収録。歌詞はもちろん架空言語(イカ語)。「Squid Squad」はニューウェイヴロック、「Hightide Era」はピアノエモ、「ABXY」はチップチューンパンクという方向性でしたが、「Wet Floor」はバンドリーダーがシンセサイザー奏者であることと、ギター&ヴォーカルが二人いるという編成を特徴としており、「Squid Squad」よりもゴリっとしていてパンキッシュな感触のサウンドなのがミソです。「1st EP」ということは、反響次第で二枚目も出るのでしょうか。





 【Wet Floor Shibuya】の演奏陣もトピックです。「Squid Squad」の楽曲のレコーディングメンバーには、西川進氏、Hi-STANDARDやチャットモンチーなどで知られる恒岡章氏らが参加されておりましたが、【Wet Floor Shibuya】は気鋭のインディーズバンドから選抜したメンバーが集結しており、架空のバンドでありながら、現実のインディーズシーンにもコミットしているという面白さがあります。このあたりの人選は、やはりタワレコ側のディレクションなのでしょうね。鈴木望世さんは名古屋を拠点とするバンド ペンギンラッシュのヴォーカル&ギター。坂本遥氏は恋愛至上主義音楽集団ことTHEラブ人間や、トリオ・ユニット エドガー・サリヴァンのギタリスト。高木祥太氏は無礼メン、エドガー・サリヴァンなどのベーシスト。深澤希実さんはAUSTINESや、Pollyanna(タワレコ内のレーベルからアルバムをリリースしています)のキーボーディスト。MIZUKIさんは川田まみバンドやLovendoЯのサポートドラマーなどで活躍されております。アレンジャーは、前作楽曲のライヴアレンジでもおなじみの大山徹也氏です。


【Wet Floor Shibuya】

鈴木望世(vocal & guitar)
坂本遥(vocal & guitar)
高木祥太(bass)
MIZUKI(drum)
深澤希実(keyboard)
大山徹也(arrange)




--------------------

 なお"Inkoming!"は2017年1月14日・15日に開催されたNintendo Switch 体験会2017で【任天堂スペシャルロックバンド】によっても演奏されております。

【任天堂スペシャルロックバンド】

AYUMU(guitar)
高慶“CO-K”卓史(guitar)
TABOKUN(bass)
かどしゅんたろう(drum)
小田朋美(keyboard)
大山徹也(arrange)




 高慶“CO-K”卓史氏は「ABXY」「Hightide Era」、TABOKUNは「Squid Squad」、かどしゅんたろう氏は「ABXY」の楽曲のレコーディングメンバーでもあり、AYUMU氏は2016年4月29日に「ニコニコ超会議2016」で行われたシオカラーズのライヴのサポートギタリストでもありました。小田朋美さんは自身がフロントを務めるCRCK/LCKSのほか、dCprG、エビデュオなどでも活動されている鍵盤奏者/シンガーソングライターです。


噛むほどに味が出る、イカ世界のスルメ盤 ― 峰岸透、藤井志帆『Splatoon O.S.T -Splatune-』(2015)

シオカラーズファンへの「スルメ盤」 ― 『SPLATOON LIVE IN MAKUHARI ―シオカライブ―』(2016)

0 件のコメント:

コメントを投稿