補足的なエントリ。または小ネタ集。
【その1 80年代編】
【その2 90年代編】
【その3 00年代~】
【番外編】
■「トランスフォーマー・ザ・ムービー」の2000年リリース版DVDに収録されている、ヴィンス・ディコーラ氏へのインタビューがコチラ。2006年に出た20周年記念版DVDには、収録されておりません。
■「トランスフォーマー・ザ・ムービー」の劇中で流れるDEVOみたいな曲は、パロディ音楽の大御所的存在である"ウィアード・アル"ヤンコビックによるもの。同じく本編の挿入歌である"The touch"とのダブルA面シングルも出ていました。
■こちらはその"Dare To Be Stupid"のライヴ映像。ルックス、パフォーマンスも含めてホントよく出来たパロディだなと思います。ちなみにヤンコビックがDEVOのメンバーであるマーク・マザーズボウの家に行って本人にこの曲を聴かせたところ、爆笑されたというエピソードがあるとかないとか。
■海外の横スクロールアクションゲーム「TURRICAN」の、Commodore 64版(1990)のタイトル曲は、トランスフォーマー・ザ・ムービーの"Escape"に酷似しております。向こうでは有名なネタらしく、盗作じゃないかという議論も含めて賛否両論あるようです。秀逸なチップチューンアレンジとして聴けてしまうだけに、両作品のファンにとっては心中複雑なものが少なからずありそうですね。
■ドイツのゲーム会社Shin'en MultimediaのコンポーザーであるManfred Linzner氏はヴィンス・ディコーラ氏から少なからず音楽的な影響を受けているそうで、2001年にゲームボーイアドバンス用ソフトとしてリリースされた「IRIDION 3D」(日本未発売)というシューティングゲームのメドレー曲には、強くそれを感じさせるものがあります。メリハリの効いたシーケンスにメロディアスなフレーズが載るというのは、まさにヴィンス・ディコーラ・サウンドの様式美。