2015年4月18日土曜日
「ロックマンmeetsジャズ&プログレ」な、メキシコ製スパイアクションゲームサントラ 『Agent Awesome OST』(2015)
悪の組織に立ち向かうエージェントとして十数のステージを攻略してゆく、メキシコの新興ゲーム開発集団「Chaos Industries」制作によるユーモラスなテイストの俯瞰型スパイアクション・ストラテジー・ゲーム「Agent Awesome」のサウンドトラック。ゲーム本編は今年の1月にsteamで配信され、サウンドトラックは2月にbandcampで配信されました。コメントによると“ファミコン版ロックマンシリーズのサントラを参照しつつ、ジャズとプログレッシヴ・ロックの要素をミックスして作り上げた”ということが書いてあるのですが、まさにそんな感じ。ピアノ・ジャズからシンセ・プログレ、そしてエレクトロ・チューンまで、スタイリッシュなサウンドが楽しめます。オススメは"Level 1" "Level 2" "Level 10" "He's Awesome"。"He's Awesome"は妖艶な女性ヴォーカルが歌い上げるトラックです。
コンポーザーは同じくメキシコ出身のBrian CubríaとLuis Alcácerのふたり。Luis Alcácerの詳しい経歴はわかりませんが、Brian Cubríaはこれ以前に、HyperBeard Games開発のiOS用アプリゲーム「Bouncing Dude」「Muertitos」のためにジャジーな楽曲を提供しているほか、bandcampでゲームミュージック・アレンジ・アルバムをリリースしており、そこでは「ファイナルファンタジー(VII~IX)」や「クロノトリガー」「ゼルダの伝説(「神々のトライフォース」「時のオカリナ」)」などの楽曲をジャジーなピアノアレンジで仕上げております。こちらもまたスタイリッシュな一枚です。彼のsoundcloudアカウントでは、ほかにも色々なアレンジ曲を聴くことも可能です。
○Chaos Industries
○Agent Awesome - steam
○Brian Cubría - facebook
○Brian Cubría - soundcloud
○Brian Cubría - YouTube