2017年7月10日月曜日

2017年上半期フェイバリットアルバム10選

▼THE MANTLE『The Mantle』



スムースジャズ/フュージョンの第一人者ケニー・Gの息子 マックス・ゴアリック率いるプログレッシヴ・メタル・バンド。往年のシュラプネル系かよというくらいに、快楽指数の高いプレイで弾きに弾きまくる新たなシュレッドギタリストが颯爽とシーンに登場。
http://camelletgo.blogspot.jp/2017/02/the-mantle-max-gorelick.html



▼TO-MAS(伊藤真澄&ミト&松井洋平)『フリップフラッパーズ オリジナルサウンドトラック』

TVアニメ『フリップフラッパーズ』オリジナルサウンドトラック
TO-MAS Chima
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なんでもアリなアニメ本編の世界観に呼応するかのように、三人それぞれの音楽性がフル稼働した極彩色の傑作スコア。鮮やかなる音のピュアイリュージョン。伊藤真澄さん、良原リエさん、コトリンゴさん、Babiさんによるトイピアノカルテット「toi toy toi」や、倍音S、東京混声合唱団といった顔ぶれにも注目ですね。本作の次にTO-MASが劇伴を手掛け、toi toy toiがエンディングテーマを手がけた春アニメ「アリスと蔵六」のサントラもマストです。
http://camelletgo.blogspot.jp/2017/02/welcome-to-pure-illusion.html



▼みゆはん『自己スキーマ』

自己スキーマ【通常盤】
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みゆはん
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「ぼくのフレンド」を無限リピートするために購入したところ、収録曲の全てがめっちゃよくて参った。アートワーク展開もふくめたマルチなセルフプロデュース能力の高さもブリリアントなものを感じました。全曲本人作詞作曲なのもさることながら、五人の編曲者がまたすごくいい仕事をされている。
http://camelletgo.blogspot.jp/2017/04/mewhan-jiko-schema.html



▼デーモン閣下『EXISTENCE』

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如何様なアレンジでも対応できるスタイルを確立してきた閣下が、北欧の仕事人アンダース・リドホルムとともにメロハー、ポップチューン、ロックオペラ、そしてメタルで魅せた、「スクランブルド・ロック」の魅力と真髄がたっぷりの快作。三人の「わかっている」ゲスト作詞陣のいい仕事も光る。
http://camelletgo.blogspot.jp/2017/05/demon-kakka-existence.html



▼Shobaleader One『Elektrac』

Elektrac
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Shobaleader One
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スクエアプッシャーが宇宙人と組んだ「スクエアプッシャー曲の生演奏再現バンド」であるショバリーダー・ワン。スクエアプッシャーのバッツンバッツンなベースプレイと地球外生命体バックバンドのタイト&タイトなアンサンブルでとんでもなくエキサイティング。たっぷりイキのいい人力ブレイクビーツサウンドだし、プログレ/ジャズ・ロック好き好きマンがウキウキしそうなくすぐりもしこたまある。北欧のRune Grammofonあたりの急進的ジャズ・ロック勢の出す音ともめっちゃシンクロしてる感があるのも、とても面白い。ボイラールームでのライヴ映像は最高です。ショバ代を払って観たいパフォーマンス。



▼LINKED HORIZON『進撃の軌跡』

進撃の軌跡(CD Only)
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既発曲5曲と、書き下ろしの新曲6曲という構成で、一枚丸ごと「進撃の巨人」タイアップでアルバムを出してのけてしまった。新曲は「紅蓮の弓」「自由の翼」の変奏の趣があるのだけど、それが奏功してアルバムとしてもコンセプトとしても全力でガッチリ補強されていると思ったし、Revo氏の近年の仕事でもピカイチなくらいに焦点が定まっている。タイアッププロジェクトの真価を見事に発揮しつつ、「14文字の伝言」という、サンホラファンにもくすぐり(むしろ起爆装置かもしれないけど)を入れてるあたりはいつものRevoだなと。今から12年前に制作した『リヴァイアサン』『ガンスリンガーガール』の公式イメージアルバムで見せた強みが再度、遺憾なく発揮されましたね。



▼Isildurs Bane & Steve Hogarth『Colours not Found in Nature』

Colours Not Found In Nature
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Isildurs Bane & Steve Hogarth
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スウェーデンのチェンバー・ロック・バンド ISILDURS BANEの十数年ぶりの新作アルバムであり、MARILLIONのヴォーカリスト、スティーヴ・ホガースと共に制作された一枚。北欧と英国のまさかのコラボレーションといったところなのだけども、これが素晴らしいマッチング。よくよく考えてみればISILDURS BANEもMARILLIONもバンド名の由来はトールキンの中つ国の物語からなので、共演を果たすのも必然だったのではないかと言えなくもない。イシルドゥアの禍とシルマリルの物語。



▼Bubblemath『Edit People』

Edit Peptide
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Bubblemath
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ミネソタのテクニカルプログレバンドのBubblemathの16年ぶりの新作。GENTLE GIANT影響下なのは明らかなのだが、オーバーフローしている。スキを与えてくれない狂った展開のオンパレードですさまじいことになっている。16年分の妄念。



▼J・A・シーザー『バルバラ矮星子黙示録─アルセノテリュス絶対復活光とオルフェウス絶対冥府闇─』

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J・A・シーザー
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「少女革命ウテナ」の放送20周年の今年、じつに19年ぶりとなる【ウテナ音楽】の新作がJ・A・シーザーから届けられた。タイトルの時点でもう完全勝利感があるのだけれども、内容も素晴らしかった。『薔薇卵蘇生録ソフィア』の衝撃と感動を再び味わえるとは! 不滅不朽。「絶対運命黙示録・完全版」はライヴなどでも披露されていた“幻の2番”が入った文字通りの完全版であり、死して復活 プロメティウス星体。



▼MONACA『灼熱の卓球娘ミュージックコレクション「灼熱の音楽娘」』

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広川恵一、高橋邦幸、田中秀和、瀬尾祥太郎のMONACAチームによる劇伴はシューティングゲームみたいだとさる方が言われておりましたが、ほとばしるようなテンションの高さはホントそんな感じ。すごくアッパーなEDMの目白押し。しかし卓球もタマをシューティングするゲームと考えればシューティングゲーム。

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