2016年1月13日水曜日

終末と青春と流血と自転車を煌びやかに彩る、映画「ターボキッド」サントラ ― Le Matos『Turbo Kid O.S.T』(2015)

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 昨年、日本でも公開され、「チャリンコ版マッドマックス」などといった形容で局地的に話題になった、カナダ/ニュージーランド共同制作、ROADKILL SUPERSTARS監督による80年代リスペクテッドなアポカリプティック/ヴァイオレンシャル/チャリンコ/ジュヴナイル/ゴアアクション/ムービー 「ターボキッド」。そのDVD/Blu-ray国内盤が先日1月13日にリリースされました。文明が荒廃し、移動手段はチャリンコのみという“1997年”の未来を舞台にしたボーイミーツガールの良作、未見の向きはこの機会にぜひともどうぞ。そして、昨年12月には同作のサウンドトラックもリリースされております。本編スコアの制作過程で産み出されたイメージトラック10曲を収録した『Chronicles of The Wasteland』をDISC 1に、映画本編のスコア40曲を収録したオリジナルサウンドトラックをDISC 2にしたヴォリューミーなダブルアルバムとしてのリリース。





 スコアを手がけたのは、カナダ・モントリオールの Le Matos。Jean-Philippe Bernier、Jean-Nicolas Leupiの二人を中心としたエレクトロ/シンセウェイヴ・ユニットであり、「ターボキッド」のプロトタイプとなった2011年発表のショートムービー「T Is for Turbo」のBGMも彼らが手がけております。ちなみにJean-Philippe Bernierは同作の撮影スタッフも兼任しており、IMDbによると、「300」「デス・レース」「X-MEN:フューチャー&パスト」などのタイトルにも撮影スタッフとして関わっていたとのこと。2013年には1stアルバム『Join Us』をリリース。また、海外ファン有志による「AKIRA」の実写化企画への楽曲提供、「ハロウィンII」テーマのカヴァーの公開など、近年はとみにトピカルな活動を展開している彼らの主な音楽的影響は、やはり80年代の映画サウンドトラック。コンポーザーではヴァンゲリス、ジョン・カーペンター、シュキ・レヴィ。バンドではTANGERINE DREAM、GOBLINの名前が挙げられているところからも明白であります。太めのシンセトラックとダンサブルなリズムを軸に、哀愁のメロディをまぶしこんだ煌びやかなインストゥルメンタル群のほか、先行シングルリリースもされた主題歌“No Tomorrow”は、「ターボキッド」のメインテーマのヴォーカルヴァージョン。作詞とヴォーカルを手がけたのは、ロンドンを拠点に活動するシンセポップユニット PAWWSのルーシー・テイラーです。



トレイラーといえどもゴア描写ありだから注意して観てくれよな!


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Le Matos - Official Site
Le Matos - facebook
Le Matos - soundcloud
Turbo Kid - IMDb


青春チャリンコゴアアクション映画「ターボキッド」のサウンドトラックを手がけたカナダのシンセウェイヴユニット「Le Matos」

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