2014年2月23日日曜日

CHARISMA【泉陸奥彦&菅沼孝三】(1974~1977)

「CHARISMA(カリスマ)」は、泉陸奥彦氏と菅沼孝三氏によって'74年に関西で結成されたバンド。KING CRIMSONからの影響もあるハードなジャズ・ロック・サウンドを展開していたそうで、その頃の楽曲のひとつは'94年にマーキー/ベル・アンティークからリリースされた発掘音源オムニバスアルバム『70's West Japanese Rock Scene』に収録されています。タイトルは"赤と黒の戦い"。演奏メンバーは泉陸奥彦(g)、福山宣司(g)、近藤研之(b)、菅沼孝三(ds)の4人。弾きまくり叩きまくりのスリリングなインスト曲です。この頃、泉氏も菅沼氏も高校生だったというから、いやはや恐ろしい。



CHARISMAは'77年ごろまで活動し、解散。泉陸奥彦氏はバンド「飢餓同盟」に在籍していた小西健司氏とエレクトロニック・ミュージック・ユニット「DADA」を結成、'78年のローランド主催のシンセサイザー・テープ・コンテストの入賞を経て、同年に自主レーベル VANITYより1stアルバム『浄』を、'81年にキングレコードのNEXUSレーベルから2ndアルバム『DADA』をリリースします。その後の活動は以下の通り。


DADA(泉陸奥彦&小西健司)『DADA』(1981) / 『城壁/鏡の中の家』(1994)
KENNEDY(泉陸奥彦)『Kennedy!』(1987)
KENNEDY(泉陸奥彦)『Twinkling Nasa』(1986)
MILLPLAT(五十嵐久勝&泉陸奥彦&細川博史)『Millplat』(1994)
泉陸奥彦『Heaven Inside』(2006)


'78年のシンセサイザー・コンテストの入賞楽曲を収録したオムニバスアルバム『驚異のシンセサイザー軍団登場!!』がこちら(未CD化)。小西健司名義の"ユークリッドの平行線"(0:00~4:56)、泉陸奥彦氏名義の"アトミック・フュージョン"(26:40~31:35) の2曲を聴くことが出来ます。また、後のAfter Dinnerの宇都宮泰氏、FILMSやTPOの岩崎工氏、EP-4の川島裕二氏(BaNaNa-UG)の若かりし頃の楽曲も聴けるのもまた興味深いところです(ちなみに'78年には、平沢進氏も週刊プレイボーイ主催のシンセサイザーコンテストで入賞しております)。

一方の菅沼孝三氏は「だるま食堂」やフュージョン・バンド「99.99(フォーナイン)」を経て、小川文明氏も在籍されていたことで知られるプログレッシヴ・ジャズ・ロック・バンド「BLACK PAGE」に参加。その後も数々のバンドへの参加やサポートミュージシャンとしての活動を展開し、"手数王"として著名になるのは周知の通り。

泉氏、菅沼氏のお二人が数十年ぶりに共演を果たしたのが、2007年に行われたコナミの音楽ゲーム「ギタドラ」シリーズのライヴイベント「THE GITADO LIVE」。泉陸奥彦(g)、菅沼孝三(ds)、黒沢ダイスケ(g)、白船睦洋(b)、佐藤和豊(kbd)というメンツで凄まじい演奏を繰り広げております。





ちなみにその後、菅沼氏は2011年に発表された泉氏の2ndソロアルバム『ポン太と巡る世界の音楽』のレコーディングにも参加されております。ドラム、パーカッションは勿論、ディジュリドゥも吹いており、菅沼氏のブログの2011年の記事にその時の写真が載っています

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(2011.4.20)
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泉陸奥彦:Wikipedia
菅沼孝三 - Wikipedia

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