2014年1月22日水曜日

かしぶち哲郎、鈴木慶一、鈴木博文、松尾清憲、大槻ケンヂ 他『西炯子 オリジナルアルバム 水が氷になるとき』(1991)

水が氷になるとき水が氷になるとき
(1991/11/27)
イメージ・アルバム、松尾清憲 他

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90年代初頭に「プチフラワー」や「JUNE」に掲載されていた西炯子さんの短編漫画作品をテーマにした楽曲を収めたイメージアルバム。サウンド・プロデュースのかしぶち哲郎氏を筆頭に、鈴木慶一氏、鈴木博文氏、武川雅寛氏らムーンライダーズの面々がそれぞれ作編曲や演奏に参加されているほか、松尾清憲氏がヴォーカルを担当。また、筋肉少女帯の大槻ケンヂ氏が1曲に作詞を提供しております。羽毛田丈史氏のピアノと武川氏のヴァイオリンのメリハリのある演奏がフィーチャーされた"鼓動"や、バグパイプの音色を織り交ぜて抜けの良い印象を感じさせる"犬とあなたと春風と"、PROCOL HARUMを意識したクラシカル・ポップス調の"凍る沼"など、インスト曲は冷ややかなようで繊細なイメージも垣間見せる仕上がり。4曲あるヴォーカル曲は、いずれも松尾氏のちょっと甘ったるい感じのヴォーカルが絶妙にマッチしております。オーケンが作詞を手がけた"堕ちてゆく船"は、少年の孤独感を飛行船に例えた詞がまた秀逸で、さすがのイメージ喚起力です。"ここにおいで II""水が氷になるとき"での、ひばり児童合唱団のコーラスとの絡みも実に華やか。「本作は楽しく制作できた。ライダーズ色も出せたかな。」というかしぶち氏のコメント(ライナーノーツより)も納得の、良質なコラボレーションから生み出された非常に丁寧なつくりのファンタジックなポップス・アルバム。実に「味なもの」を聴きました。





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1. 鼓動 - ここへおいでより
(作・編曲:かしぶち哲郎)

2. もうひとつの海
(作詞:西炯子 - 作曲:鈴木慶一 - 編曲:かしぶち哲郎 - 歌:松尾清憲)

3. 犬とあなたと春風と
(作曲:鈴木博文 - 編曲:かしぶち哲郎)

4. 凍る沼 - 氷が水になるとき
(作・編曲:かしぶち哲郎)

5. 堕ちてゆく船 - もうひとつの海より
(作詞:大槻ケンヂ - 作曲:鈴木慶一 - 編曲:かしぶち哲郎 - 歌:松尾清憲)

6. 組曲 ここへおいで I
(作・編曲:かしぶち哲郎)

7. 組曲 ここへおいで II
(作詞:西炯子 - 作・編曲:かしぶち哲郎 - 歌:松尾清憲)

8. 君去りてのち
(作曲:鈴木博文 - 編曲:かしぶち哲郎)

9. プロミス
(作・編曲:かしぶち哲郎)

10. 水が氷になるとき
(作詞・作・編曲:かしぶち哲郎 - 歌:松尾清憲)

Sound Producer:かしぶち哲郎
Keyboards & Synthesizers:羽毛田丈史
E.Guitar:鈴木智文
Violin:武川雅寛
Chorus:ひばり児童合唱団

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西炯子 - Wikipedia
ムーンライダーズ - Wikipedia
松尾清憲 - Wikipedia
大槻ケンヂ - Wikipedia

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