2010年12月15日水曜日

Rick Wakeman「マイクロコズム」(1993 - SEGA MEGA CD)

名作レーシングゲーム「WIPEOUT」の開発元であるPsygnosis社(現:SCE Studio Liverpool)による、93年に発表された3Dシューティング・ゲーム「マイクロコズム」(FM-TOWNS、PC(Amiga)、後にメガCD、3DOにも移植)。ライバル企業の工作によって社長に埋め込まれたマインドコントロールシステムを除去するため、ミクロになって体内に侵入し大脳を目指すというコンセプトの作品で、フラクタルエンジンなる画期的な技術を導入しての美麗なグラフィックを売りのひとつにしていたそうですが、ヴィジュアル/設定ばかりが先行してゲーム性が皆無だったこともあって、あえなく不評に終わってしまったそうな。その作品のメガCD版の楽曲に、かのリック・ウェイクマンが作曲者の一人として参加(その他のコンポーザーは、Kevin Colier、Tim Wright、Mike Clarke、Phil Morrisの4名)しています。いかにもウェイクマンらしいクラシカルな節回しが光るスペースSF的な仕上がりの楽曲は、ゲームミュージックとしてはかなり理想的なモノではないかと。ただ、ゲーム本編には殆ど使われなかったようで、それらはサウンドルームやメガCDをプレイヤーで再生することで聴くことができます。また、一連の楽曲は、ウェイクマンの楽曲をまとめたBOXセット『Treasure Chest』の中の未発表音源集『Medium Rare』に、「The Microcosm Suite」として組曲形式で収録されております。


【追記】
Psygnosis社のこのロゴマーク。いかにもなデザインだなあと思ったら、ロジャー・ディーンご本人が手がけられたものでした。




Microcosm (video game):Wikipedia
ボンクラ360魂:
【マイクロコズム】シグノシスの伝統芸
SCE Studio Liverpool:Wikipedia

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