2010年1月3日日曜日

プログレッシヴなゲームミュージック集 Vol.2

2年ほど前にニコニコに投稿した動画「プログレッシヴなゲームミュージック集」の能書きを旧ブログに書き残していたのだけれども、改めて手を加えて書き直し(といってもあんまり変わってないけど)てみる。




●植松伸夫
「FFIV:最後の闘い」「FFV:ビッグブリッヂの死闘/銀嶺を行く」「FFVII:完全なるジェノバ」


「ビッグブリッヂの死闘」はロシア民謡だかをヒントに作ったそうですが、どことなーくCAMEL(イギリスのプログレバンド)っぽいと感じます。「銀嶺を行く」も聴くたびに中期CAMEL(81年の『Nude』、82年の『The Single Factor』あたり)の作風がチラつきます。


●難波弘之(SENSE OF WONDER)
「キーボードマニア2:Cycletron」


難波弘之氏率いるプログレ・バンド:センス・オブ・ワンダーによるキーボードマニア2提供曲。U.K.的変拍子プログレインスト。


●セロニアスモンキーズ
「MOON:勇者は死ぬまで斗う~勇者 最後の戦い」


未だに根強いファンの多いアスキーの名作。コメントにもありますが若干KING CRIMSON「太陽と戦慄」っぽい。ちなみに、セロニアスモンキーズメンバー谷口博史氏は元コナミ矩形波倶楽部のメンバーでもあり、また、レコメン系ジャズロックバンドのIL BERLIONEにも在籍しておりました。それを考えるとこの突拍子の無い展開作りもうなづけるというもの。Dioramic Phono Odor名義のエレクトロニカ・プログレ「Blue」も名曲。


●Falcom Sound Team J.D.K
「ZWEI!!:魔王の両腕-ハンド-」


ツヴァイ!!の楽曲は颯爽とした民族調のものが多いのですが、この曲はモロにEL&Pのタルカスです。


●笹井隆司
「ブシドーブレード弐:修羅妄執」


作曲者の笹井隆司氏はプログレ・バンド:NOVELAの元ベーシスト。ベーシストであることを強烈に印象付ける1曲でもあると思います。ベキベキなベースラインが堪らない。というかこれもタルカスへのオマージュが感じられます。ブシドーブレード弐にサントラは他にもプログレ・ハード~ハード・ロック系の楽曲が数多く収録されており、入手は困難ですがオススメの1枚。


●武内基朗
「シャイニング・ウィズダム:Distorted Reality(アレンジ)」


作曲者である武内氏はすぎやまこういち氏の弟子のひとりでもあります。シャイニング・ウィズダムのアレンジアルバムは全編に渡ってプログレのエッセンスが散りばめられた超趣味的な内容なので、是非とも一聴をオススメします。


●菊田裕樹
「聖剣伝説3:Can You Fly Sister?/Sacrifice Part Three」


聖剣3のサントラのDISC-3の濃い楽曲の数々は素晴らしいと思います。この2曲はどちらも3枚目に収録されている楽曲。前者はフラミーでの飛行中の曲、YESが80年に発表した『Drama』の名曲「Machine Messiah」へのオマージュ?後者はラスボス戦後半の曲。聖剣伝説2「子午線の祀り」に似たフレーズが使われているのにはグッときます。


●泉陸奥彦
「GF11/dm10:MODEL DD6(メタモルフィックフォース)」


コナミ矩形波倶楽部時代に制作したメタモルフィックフォースの2面/6面ボス曲「火の鳥」のリメイク。凝縮されたかのようなバンドアンサンブルのカオティックなまでのテンションが異常。


●Ian McDonald、根岸貴幸他
「DAY DREAM~白昼夢~/ほかの誰でもない/二重生活/未来芸術/エドゥアルド賛歌」


セガサターンのシミュレーションRPG:バッケンローダー。KING CRIMSONのイアン・マクドナルドをOP/ED曲に起用しており、「いかにも」なナンバーに仕上げられております。また、イアン以外の方が手掛けられた楽曲はプログレ~ジャズロック~チェンバー・ロック傾向に偏っている上、明らかにクリムゾンやEL&Pを意識したような楽曲があり、これまた制作者のプログレ好きが嫌と言うほど伺えます。


●増渕裕二(原曲:中潟憲雄)
「太鼓の達人7:KAGEKIYO~源平討魔伝メドレー」


ナムコの増渕裕二氏によるアレンジ。原曲の雰囲気を生かした和風プログレハードなアレンジがお見事。


●コナミ矩形波倶楽部
「魍魎戦記MADARA2:堂塔の惨劇/阿鼻叫喚の地へ/野獣の凱旋」


作曲はMIKI-CHANG(東野美紀)、安達昌宣、岩瀬立飛の3名。いずれもラスボスのミロク帝戦。矩形波倶楽部はフュージョンだけではないことを強烈に印象付けられました。この怖気の走るようなねちっこさ、プログレというよりレコメン/チェンバーロックの領域に踏み入れてると言った方がいいかも。


●ASTURIAS(大山曜)
「獣神ローガス:Rogus(アレンジ)」


ランダムハウス制作によるPC-98のアクション・シミュレーション:獣神ローガスのバトルテーマのアレンジ。作曲はアストゥーリアス、ZIZZの大山氏。程良い変拍子とシンセ、ギターフレーズの切れ味が絶品な名曲。

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