2007年9月4日火曜日

おかげ様ブラザーズ『おかげ様ブラザーズ』(1988)

おかげ様ブラザーズおかげ様ブラザーズ
(1988/08/21)
おかげ様ブラザーズ

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 関西のコミックバンド おかげ様ブラザーズの2ndアルバム。楽曲「すもうとりゃ裸で風邪ひかん」がNHKで放送禁止を喰らったり、デビューアルバム『ばつぐん』がお笑いコンビ「X-GUN」のコンビ名の由来となったり、吉本新喜劇をネタに1曲作ったり、という数々のエピソードがなんとも関西のバンドらしい。楽曲タイトルや歌詞の内容は近親相姦だとか金縛りだとか大阪崩壊だとかセックステレフォンだとかいったアレな方向にバラエティに富んだものばかりですが、各人の技量は確かなモノがあり、ホーンセクションを交えた演奏はタイトかつスタイリッシュでたまらなくカッコ良いのです。やはりコミックバンドは一朝一夕にして務まるものではないのです。米米CLUBのカールスモーキー石井氏は彼らをリスペクトしていたそうで、ユーモラスな歌謡ファンク「原色人種」「禁断の妖精」を聴いていると、なるほど納得出来るものがあります。布団の上にババアが座り、お菊人形の髪の毛が伸びるなど、真夜中の金縛りにおける怪奇現象をひたすら羅列し続ける「カナシバリ」、スターウォーズ風の壮大なイントロからクールなファンク・ロックに突入という導入で痛快に予想を裏切ってくれる「大阪崩壊」は抱腹絶倒。また、DEEP PURPLE、EUROPEのパロディみたいな「HARD ROCK DE Let's go!」「NEW RELIGION」、さだまさし「北の国から」のパロディみたいな「ホ・ン・ト・ウ・ノ・キ・モ・チ」など、頭から尻まで面白おかしくエンターテインメントな歌謡ロックしてます。バンドは劇団☆新感線とのコラボレーションも行っていたようですが、96年に活動休止を宣言(【追記】その後、2007年に活動再開します)。メンバーは実家に帰ったりセッション・ミュージシャンになったりと、各々別々の道を歩んでいくことになります。ちなみに、おかげ様ブラザーズのギタリストであるスマイリー司こと岡崎司氏と、ドラマーであるブラッキー岡部こと岡部亘氏は劇団☆新感線の音楽担当/楽器隊として現在も活躍中。


おかげ様ブラザーズ - 公式サイト
おかげ様ブラザーズ - Wikipedia
岡部亘 - Wikipedia

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